栽培ブログ「バジル」
イタリア料理には欠かせない「バジル」の栽培レポートをお届けします。
【バジル:00day/種まき】
今回の栽培で使用しているバジルの品種は「スイートバジル」です。
バジルの種は水分を含むとすぐにゼリー状の膜が種を覆いはじめる性質があります。この膜は水溶性の食物繊維の一種ですので、栽培には影響ありません。むしろ健康的な種の状態と言えます。
栽培スポンジに十字の切れ目が入っているものをご利用頂いている場合は、その切れ目を活用して平均3~5粒の種を蒔いていきます。発芽した時に芽が重ならないよう種と種の間隔を少し開けておきましょう。
foopサポートサイト「発芽率を高めるコツ」もぜひご活用ください。【バジル:7days/成長の様子】
バジルの発芽は平均して3日頃からはじまりますが、1週間経つと子葉もしっかりとしてきます。
育成温度の適温は15℃~30℃と一般的には言われており、意外と暑さには強いハーブと言えます。もし15℃を下回ってしまった時は成長速度が遅くなるので、冬の時期に栽培する際は15℃以下にならないようfoopを設置している環境の温度管理を行う必要があります。【バジル:20days/間引き後】
数日前にアプリから間引きのお知らせが入ったタイミングで元気に育ちそうなカップを残して間引きを行いました。
バジルの葉は成長過程で横に広がってきますので、隣り合うカップとの距離感がとても大切になります。もし1つのカップに複数の発芽が見られる場合は、茎がしっかりとしているものを残してカップ内での間引きもおすすめです。【バジル:25days/成長の様子】
成長の差は若干見えてきましたが、バジル特有の葉の形状へと成長してきました。
種まきから25日が経過すると、栽培トレイの水もだいぶ減ってきていますので、栄養水(水+液体肥料)の補給もしっかり行っていきましょう。
もし葉の色が薄かったり、茎がひょろっと細い場合は栄養不足が考えられます。成長と共に水の減りも早まってきますので、アプリとfoop本体の正面にあるLEDアイコンからのお知らせを見逃さないでくださいね。【バジル:29days/成長の様子】
すくすくと成長して、29日目にはfoop構内の半分くらいまで育ちました。
葉の数と広がり方を見ると、重なり合っている部分を摘心した方が良いかもしれません。発芽後の摘心については、成長の様子を見ながら行っていくのも楽しみの一つですね!
さて、お料理の飾りや香り付けには十分使えるサイズに成長していますので、こちらも成長状態を見ながら楽しんで使ってください。【バジル:33days/収穫】
収穫のお知らせがアプリに届き、アクリルカバーを開けると大きな葉がふんわりと飛び出してきました。
茎も太く立派なバジルに成長しています。
スイートバジルだけあって、とても優しいバジルの香りが広がりました♪
とにかく葉の大きさが見事です!
この成長状態ではLED照明に葉が当ってしまうのと、アクリルカバーに葉が巻き込んでしまうので、さっそく収穫することにしました。【バジル:33days/収穫】
今回のバジルの収穫は、摘心収穫です。
次の葉が出ている部分の根元にハサミを入れてカットしていきます。
ずいぶんさっぱりとしましたが、1枚の葉がとても大きかったこともあり十分な量を収穫することができました。
さぁ、次は何を育てよう♪【バジルのお料理】
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