foop 開発秘話vol.6
「CUTEな表情アイコンについて」
2016年6月17日
第6回目の最終回はfoop右下にある「表情アイコン」を作られた、BloombroomDesign、大亀さんのお話です。
お手入れから食べごろまで、野菜の様子を20種類以上の豊かな表情でお知らせしてくれる「表情アイコン」。
最先端でスタイリッシュなfoopに、アナログ感と可愛さをプラスしてくれています。
【制約のある中での表現の難しさ 】
表情アイコンのディスプレイは、8×8ドット。その制約の中で、野菜たちがどのような状況か一目でわかるようにすることは想像よりも大変な作業だったようです。最初に参考にしたのは、懐かしのたまごっち。しかし個性が強すぎて参考にならず…インベーダーゲームが一番イメージに近く、そこから怖くならないように分かりやすく、なおかつアナログな温かさと可愛さをfoopにプラスできるか、常に考えながらの作業だったようです。
【アイコンが動くまで】
当初表情アイコンがアニメーションになる予定はなかったようですが、動きがあるほうが可愛いし理解しやすいという結論に至り、全てのアイコンに動きをつけることに。短いものだと2コマ、多いものだと60コマのアニメーションで表現しているそう。1コマ1コマ見ていると実に可愛く表現されているので、注目して見て頂ければと思います。また、アプリの最初のアニメーションも大亀さんのお仕事。[food(食) + people(人々)]というfoopのコンセプトもうまく表現されています。お話を聞きながら、全てのアイコンが見てみたくなってしまいました。
【ものづくりへの愛】
そして、今回大亀さんのお話を聞いていても感じたのは、「ものづくりへの愛」でした。大亀さんは、もともと自動車メーカーのデザイナーをされていた方。プロダクトデザインのプロです。その大亀さんの手がけたアイコンは、ものづくりの工程を理解されてのデザインということ。foopは「ものづくり愛」のある方々ばかりのチームで作られたのだと改めて感じました。「良い製品は良いチームから作られる」。そんな言葉が印象的なお話でした。
foopは「ものづくり愛」のある方々ばかりのチームで作られたのだと改めて感じました。「良い製品は良いチームから作られる」。そんな言葉が印象的なお話でした。
愛らしい表情アイコンで、是非foopと仲良くなってくださいね!