foop 製造工程 vol.2
「組み立て」
2016年7月14日
開発秘話 に続いて「foopがどうやって出来上がるか」製造工程をシリーズで紹介しています。
4月~5月に購入してくださった方々のfoopが今、まさに工場で作られているので、現場から生の情報をお届けしています!
2回目の今日はfoopの組み立てをご紹介します!
前回ご紹介した基板も、パーツに取り付け組み立てられます♪ 東北から今度は関東の工場に移り、ひとつひとつ職人さんの手によって丁寧に作られていきます。ではその模様を4つの工程に分けてご紹介したいと思いま~す!
【工程1. 仮組み立て】
foopは電子部品を含め、沢山のパーツがあり、とても複雑です。
まず最初に仮組みをする必要がある電子部品と本体部品を準備します。
大部分を組み立てた後から、細かいパーツを取り付けるのは難しいので、先に組み立てておく必要がある物はこの時点で組み立てられます。これを仮組み立てといいます。
foop側面のファンや、天井部のLEDライト、底部分のDCジャックなどです!
さすがに大きな本体部品を逆さまに返しながら取り付けるのは、無理があるので、下準備は効率よくできるよう、きちんと用意されていました!
【工程2. 電子部品の取り付け】
この緑の板、見覚えありますよね?そう、前回ご紹介した電子基板です!こちらがfoop本体に組み込まれていきますよ~♪
foopとしての機能が全て詰まっている、とても重要な工程なので、静電気やケーブルの破損に注意しながら丁寧に取り付けられます。
電子部品は静電気に弱いので、静電防止のリストバンドの使用を徹底しているそうです!(職人さんの腕に巻かれているブルーのリストバンドになります。)
このバンドは人の体から発生する静電気と、機器から発生する静電気をアース線に流して逃がす役割があります。人にも機械にも影響しないよう現場では色々と工夫がされているのですね~。
【工程3. 全体の組み立て】
foopをきちんと作動させるために重要な電子部品が取り付けられたら、全体の組み立てになります。ネジの位置、締める順番、ケーブルの配線など全てが決められた手順で、職人さんの手により組み立てが着々と行われます。ここで組み立ては完了します!
【工程4. 機能試験】
全てのパーツの取り付け・組み立てが終了後、電子部品製造の工程でも行った、各センサー類がきちんと作動するかのテストを 1 つ 1 つ確認していきます。
特に野菜を育てるのに重要な機能であるLED ライト、Bluetooth、Wi-Fi、ファン、ディスプレイ、については入念に行われます。厳しいテストを経て、問題が無ければ梱包をして組み立ては完成!
高温・低温、落下テストなど、信頼性試験のお話は次回にご紹介したいと思います。お楽しみに~!