栽培ブログ「小松菜」

栄養満点な小松菜の栽培レポートをお届けします。

【小松菜：00day／種まき】
小松菜はアブラナ科の菜種で、品種によっては季節を選ぶものもありますが、耐寒性、耐熱性、耐病性にすぐれた品種で１年中栽培することができる葉物野菜です。品種によっては大きく成長するものもありますが、今回は種まきから約25日間で収穫でき、成長しても20cmほどの「はやどりこまつな」を栽培していきます。
小松菜は天然のマルチサプリと言われるくらいたくさんの栄養素が含まれている葉物野菜です。
β-カロテンをはじめ、ビタミンC、ビタミンEなどの豊富なビタミン類だけでなく、カルシウムや鉄分、食物繊維と免疫力を高めるためには欠かせない成分が豊富に含まれている体に嬉しいお野菜です♪

「はやどりこまつな」の種は2mmほどの丸い形をしています。この種をスポンジにある十字の切れ目にそっと入れていきます。種はスポンジの奥に入れ過ぎないよう注意しましょう。

foopサポートサイト「発芽率を高めるコツ」もぜひご活用ください。

【小松菜：4days／発芽の様子】
「はやどりこまつな」は発芽も早く、４日目になるとしっかりとした双葉が広がってきます。
この時点で既に成長の差がでてきていることがわかります。
foopからの間引きの指示が出るまで成長を見守っていきましょう。

【小松菜：7days／間引き後】
種まきから１週間が経過し、アプリから間引きのお知らせが入ったので、１カップ間隔で間引きを行いました。こうすることで、葉が重なり合うことなくLED照明の光を受けられるようになり、栄養が行き渡るようになります。
１つのカップの中で成長していない芽がある場合は取り除いてください。もしある程度成長している芽を取り除く場合は、根本をハサミでカットして取り除いてください。無理に芽を引き出してしまうと他の芽を傷つけてしまう場合があるので、注意しましょう。

【小松菜：14days／成長の様子】
2週間が経過した「はやどりこまつな」は、foop構内半分の高さまで成長しました。10日を過ぎたあたりからぐんぐん成長してきましたので、アプリで水位や温度湿度などfoop内の環境状態をチェックしたりとIoT水耕栽培ならではの楽しみも加わってきます。

【小松菜：20days／成長の様子】
茎がピンと長く伸びて小松菜らしい姿になってきました。
成長時期では葉の色の状態に注目してみてください。緑色が薄い場合や黄緑色に近い場合は栄養不足や水不足が主な原因です。水は足りているのに葉に元気がない場合は、液体肥料の希釈が適切な分量になっていないことが考えられますので、お水を補給する際に確認していきましょう。

【小松菜：24days／収穫①】
正面から見るfoopが１番綺麗とよく言われますが、野菜が飛び出てしまうほど成長してしまうとデザインの綺麗さよりも、栽培力の方に関心が移ってしまいますよね。
「はやどりこまつな」は予想どおり、早く育ってくれました。

【小松菜：24days／収穫②】
収穫は栽培カップごと引き出して根本をハサミでカットしていきます。
根は白く細いのが特徴で、隣の小松菜と絡み合うこともなくすっと引き出すことができました。
小松菜は食べごろ時期を過ぎてしまうと、葉が固くなり茎も繊維質になってアクが強くなってきますので、できるだけ早めに収穫することをおすすめします。

【小松菜：24days／収穫③】
向かって左はすぐに使う用として茎をカットしたものです。右は後日使うために日持ちを考えて根に近い部分をカットしたものです。野菜専用の袋に入れて冷蔵庫（野菜室など）に入れておけば３日くらいは新鮮な状態を保つことができます。数日間の常備野菜として十分活躍できる優れものです。

「はやどりこまつな」の栽培レポートはいかがでしたか？

さぁ、次は何を育てよう♪

【小松菜のお料理】
はやどりこまつなのバターソテー
ツナとパプリカで彩り豊なはやどりこまつなのおひたし