foop 誕生秘話vol.2
「どうして野菜?」その1

2016年4月22日

 今日はfoopのプロデューサー弊社のマーベリックから開発秘話をあらためて聞いてみました!

 弊社のミッションはエネルギー効率の向上に寄与し、エネルギー消費を削減することです。そのミッションに沿ったIoT製品が当社の技術で実現できないかと考えていたのがfoopのはじまりと語ります…

 水耕栽培野菜は、いまでは、飲食店でも口にすることがありますよね?都心のビルの空室対策としても野菜水耕栽培スペースをレンタルする事業や、オフィス内に水耕栽培を導入して、野菜などを育てることで得られる喜びを、仕事の生産性向上につなげたいと考える企業まで出てきています。

 そんな時流の中で弊社のマーベリックが目を付けたのが水耕栽培での"野菜栽培"。地球環境にも大きく関係する植物の1つである野菜ですが、育てるには手間と時間がかかるのが現実です。そこで「テクノロジーで効率化できればもっと楽しくなるのではないか」と水耕栽培のアイディアに辿り着いたのだと言います。

 地球環境の都市化・砂漠化の進行で、世界の食糧不足問題、農業人口減少問題が深刻化し、地球環境は悪くなる一方と見据えて、将来植物栽培専用の環境(温室栽培など)を別で用意しなくても、人間と同じ生活環境で育てられる栽培器を考えました。

 私たち編集部も育ててみて実感していますが、土で育てることに触れられればそれに越したことはありません。でも、この都会生活の中で、ペット以外に、「育てるわくわく」「育む心」を刺激してくれるという、たんに野菜を育てるコト以上に得られるものがあるということです。

苗

 テクノロジーがこうした人間的な営みを補う時代になってきているんですね!設計にあたって、特にこだわったのはデザインだと語ります。デザインは、コクヨの「カドケシ」などのデザインで知られる、プロダクトデザイナー/アートディレクターの神原秀夫氏が担当してくださいました!

 神原さんのインタビューはまたご紹介しますね!