植物の優しいグリーンと透明感のあるガラスのコンビ。
さりげなくインテリアに取り入れれば、お部屋に清涼感を演出することができます。例えば庭の草花と家にあるガラスの瓶、お気に入りの観葉植物と愛用のガラスコップ。自作のお野菜を水耕栽培できるfoopはこんなインテリアにもよくなじみ、お部屋のワンシーンをおしゃれに彩ってくれます。身近なグリーンとガラスを使って、リラックスできる空間作りを提案します。
キッチンはランダムな
グリーンと遊びのある
ガラスでリズミカルに
起き抜けに白湯を飲んだり、ゆっくりと朝食をとったり……。一日のスタートを切るキッチンは、明るくフレッシュなスペースにしたいもの。光が差し込む明るい窓辺を活かして、ナチュラルなグリーンとクリアなガラスを上手く組み合わせて、さわやかさを強調したコーナーに仕上げるのがおすすめです。
例えば勢いのある枝ものを上から吊るしてみたり、深く落ち着いた色味の観葉植物をシンプルな白い鉢にあしらって飾ってみたり、さらには水耕栽培で自作の野菜が作れるfoopを同じ窓辺に配し、日々成長して形を変えていくその姿をインテリアのアクセントとして活用してみるのもよさそうです。特にfoopはその抜け感のある佇まいで明るい空間づくりに一役買ってくれるだけでなく、できたお野菜をさっと収穫してその場で実際の調理にも気軽に使えるという、キッチン周りに最適な実用性も持ち合わせているのが嬉しいところ。
グリーンを飾るといってもわざわざラグジュアリーな花器を使うのではなく、透明なボトルや試験管を連ねた一輪挿しなど、ラフで少し遊び心を感じさせるアイテムを組み合わせ、どこかリズミカルな風景を作り出しているのもポイントです。
シックなテーブル周りに
一服の清涼感を添えて
リフレッシュ!
パンと新鮮なフルーツで簡単な朝ごはん。そんなひと時を充実したものにしてくれるのは、味のある木のテーブルとそこになじむ重厚な食器や茶器など、シックな存在感を漂わせるお気に入りのアイテムたち。
それだけでも落ち着いた大人好みの空間ができるけれど、ちょっと重たく見えてしまうことがあるもの。そこでぜひ試していただきたいのが、グリーン×ガラス。料理を乗せるのがメインのダイニングテーブルだから、グリーンといってもほんの少しでも効果は抜群! 長く楽しめてドライフラワーにもしやすいグリーンベースのお花を1~2輪だけ、シンプルなガラスの花瓶に挿す程度がほどよいバランスです。あくまでも料理や食器が引き立つくらいに留めるのがスタイリッシュに見えるポイント。
みずみずしいフルーツも、テーブルの上の軽快なアクセントとして、花瓶と同じ透明なガラスの器に盛り付け、フレッシュ感をアップさせる小技も。渋めのテーブル周りにさりげなくこんな清涼感を加えることで、いつもの食卓の雰囲気が一変するので、ぜひ試してみてください。
あえてすべてを
そろえないミックス感が
表情豊かな空間を作る
のんびりとお茶をしたり、何か作業に没頭したり、普段の暮らしの中心となるスペースは、リラックスできて気持ちを切り替えられる場所であってほしいと思いませんか? そんな気持ちに応えてくれるのも、リフレッシュ効果の高い植物と透明感のあるガラスの器のコンビ。
思い切って気分転換できるように、まるで庭で深呼吸している気分を味わうべく、たくさんのグリーンをさまざまなテイストのガラスに入れて、雑然とした雰囲気を作り出すだけでお部屋の雰囲気がスタイリッシュに。大きく広がった枝物や、さわやかなグリーンの紫陽花を無造作にガラスの花瓶に入れてテーブルの中央にセット。その周りにもユニークなシルエットの花を1輪挿した花瓶や、水耕栽培の野菜の明るいグリーン、そしてほんの少し色味のある花も数本添えて立体感のある風景を作ります。
ボリュームもグリーンの高さもバラバラ、花器も手でボトルをつかんでいるデザインや、中に魚が泳いでいるものなど、遊び心あふれるものをふんだんに。かと思えばシンプルなガラス瓶など、あえてすべてをそろえないミックス感が、表情豊かな空間を作るコツとなるはず。ランプやキャンドルのあかりを灯せば、さらに温かみのある雰囲気に仕上がります。
グリーン×ガラスを
駆使して、窓辺を1枚の
絵のようにまとめて
グリーンを部屋のあちこちにアクセントとして置くことは特別珍しくはないけれど、リビングの窓際の一角に自分のお気に入りの植物だけをぎゅっと集合させたコーナーというのは、ちょっと新鮮。すくすくと育った観葉植物の鉢を筆頭に、グリーンだけで潔くまとめたブーケがあったり、ドライフラワーをあしらってみたり。中には食べられる野菜を育てる水耕栽培機 foopがあったり……。
真っ白な壁とクリアな窓ガラスをベースに、様々なフォルムのガラス花器を多用することで自然と一体感のあるインテリアに。グリーンはすべてを同じ高さにそろえず、存在感のある観葉植物から水耕栽培の野菜までなだらかな曲線を描くように配置しているため、サイズ感の違いも大きな観葉植物の圧迫感もまったく感じさせないようになっています。
手前の床に直接置いた花瓶やキャンドルなども、全体に奥行きを出しニュアンスのある表情のインテリアを作るためには効果的。ガラスに包まれたランプやキャンドルも相まって、まるで1枚の絵のようにまとまりの良い空間に仕上がっているのが印象的です。